歯科衛生士 - 資格/仕事内容/求人 - ワナビー歯科衛生士
向いている人

仕事から見えてくる必要なスキル

歯科衛生士は手先が器用じゃなければできないという仕事ではありません。不器用な人でも学校で実習などにより嫌でも技術はつきますし、授業で専門的な知識を身に付けることができます。
そのうえで向いている・向いていないという概念は、仕事に対する姿勢にあります。

みんな歯医者が嫌いだった!

子供の頃に歯医者に行くのが好きだったという人は少く、大人でも歯医者は苦手という人は意外と多いと思います。「音が嫌!」「痛そう……」「何をされるのかわからない」そんな不安を取り去るのも歯科衛生士の大切な仕事なのです。

治療のためのコミュニケーション

法律により男性でも歯科衛生士資格を取得できるようになりましたが、現在でも実際に働いている人は数えるほどしかおりません。

未知の恐怖に怯える子供の不安を取り去るのに、柔らかく接することができるのに女性が適しているのは容易に想像がつきます。

もちろん男性歯科衛生士では不安を解消することができないとは言いませんが、イメージの問題であり、初めて行った歯医者の場合は特に重要なことといえます。

分からないことが不安なんです

学校の1年次に授業で専門用語ばかりが出てきた時に、何もわからず続けられるか不安になった人は多いと思います。

歯医者を訪れる患者さんも同じように「抜かないと駄目ですか?」「痛い?」といった自分の歯と今後の治療に対する不安をもち、そのままを質問として歯科衛生士にぶつけることがあります。自分が子供の頃、歯医者に行った時の不安を思い出し、治療内容を踏まえた上で不安を解消できるようなインフォームドコンセントが適切な治療には必要なのです。

人を相手にする仕事だから

海外などでは予防のために歯医者を訪れる人が多いのですが、日本では歯が痛くなければ定期検査などに行く人は少ないそうです。そして最も悪いのが、歯の痛みが無くなったから治療の途中で歯医者に行くのを止めてしまうことです。

もちろん歯科医師から次回の治療内容などの説明がありますが、忙しい医師に代わって優しい物腰で捕捉説明をするのは歯科衛生士の仕事となります。人のことを思いやる気持ちをもち、明るく誰とでも接することができなければ、患者さんは歯科衛生士を頼ることはできません。

知識や技術が必要なのは当たり前ですが、コミュニケーション能力が無ければ患者さんの不安は逆に増してしまいます。

学校で資格取得という同じ目標を持つ仲間と過ごすことでもコミュニケーション能力はつくと思いますが、学校生活だけじゃなく仕事にも直結することを覚えておいてください。

歯科はチーム医療が基本です!

歯科医師に対する歯科衛生士の数が不足しているということは、就職率100%!?のページにてお伝えいたしました。そもそも小さな診療所の場合は、歯科医師、歯科助手、歯科衛生士がそれぞれ1人ずつという所も珍しくはありません。

先輩歯科衛生士がおらず、歯科助手に仕事を教わるということも最初のうちは考えられます。

医者との信頼関係

歯科医師は大学で6年以上の勉強をして国家資格に合格することでなることができます。しかしどんなに優れた歯科医師でも一人で治療を行うことはできません。

歯科治療には多くの器具を使用します。歯科医師が治療しやすいようにテンポよく器具を受け渡すのは、治療をスムーズに行うために大切な仕事であり、状況をみて器具の用意をし、阿吽の呼吸で器具を渡すことができなければ、治療に影響をおよぼすこともあるのです。

何もせずに教えて貰えるのは学校まで!

他の仕事でも言えることですが、研修などが無い限りは自分から質問しない限りは、何かを教わることはできないと考えてください。歯医者によっては歯科助手も含め勉強会などを行い、スキルアップを行い働きやすい環境を作っている所もあります。

しかし仕事の基本は「自分で考えて動く」「できる人の仕事を見て覚える」です。歯科衛生士の資格を取得するためにした勉強、そして実習は確実に身になっています。初めての職場では緊張してテンパってしまい、なんでもないことで失敗することもあるかもしれません。しかし「なぜ失敗したのか」を考え、次からは落ち着いて考えて仕事を進めるようにすることが着実にキャリアアップに繋がるのです。

失敗を恐れて仕事をするのではなく、ポジティブな気持ちで仕事に望むことが大切です。

「聞くこと」は恥ずかしいことではありません

全ての仕事を見て覚えることができれば、素晴らしいことだと思いますが、なかなか完璧にこなすことはできません。

仕事の基本として「わからないことは素直に聞く」ということも大切です。聞くタイミングを悪かったり、以前と同じことを聞いた場合には多少は怒られる可能性もありますが、最悪の場合は治療で失敗に繋がることを考えれば、たいしたことではありませんよね。

仲良くなくても仕事はできます。しかし、チームで行う仕事であるのですから、お互いに協調性をもち信頼し合っていなければ良い仕事はできないと思います。

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